一般民事(損害賠償等)

損害賠償請求といった一般民事については、主に下記基準に基づいて弁護士費用を決定しております。
料金表
請求額/経済的利益 | 着手金 | 報酬金 |
---|---|---|
300万円以下の場合 | 請求額の8% ※最低金額は20万円 |
経済的利益の16% |
300万円~3,000万円以下 | 請求額の5% | 経済的利益の10% |
3,000万円超~3億円まで | 請求額の3% | 経済的利益の6% |
3億円を超える場合 | 請求額の2% | 経済的利益の4% |
※経済的利益とは、相手方から受領することになった金銭等の財産の時価と、相手方による金銭等の支払請求を減額し得た場合の当該減額部分の時価との合計額をいいます。
例えば、相手方に300万円を請求する場合、「着手金」は、税抜き24万円(300万円 × 8%)となります。
請求の結果、相手方との間で200万円の支払いを受ける旨の合意が成立した場合、「報酬金」は、税抜き32万円(200万円 × 16%)となります。
反対に、相手方から300万円の請求を受けている場合には、「着手金」は、税抜き24万円(300万円 × 8%)となります。また、相手方との間で200万円を支払う旨の合意が成立した場合、「報酬金」は、税抜き16万円(100万円 × 16%)となります
なお、上記基準はあくまで目安であり、事件の難易等により個別に定まりますので、具体的な金額はお問い合わせください。
解決事例
【一般民事】同族会社の株式を交渉の末、買い取ることができた事例
- 依頼の内容・背景
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将来の承継に備えて同族会社株式を創業者において親族から買い取りたいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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株価の算定について争いの生じることが想定されたことから、税理士の意見も参照しつつ、交渉を行うこととなりました。
- 解決結果
-
主に株価をめぐるやりとりがありましたが、無事に株式を買い取ることができました。
着手しなければどんな問題であっても解決することはありませんので、まずはご相談頂くことがポイントです。
【損害賠償(交通事故)】後遺障害等級14級の事案について、示談交渉の結果、当初提案額よりも多くの解決金を取得できた事例
- 依頼の内容・背景
-
交通事故の被害者であり、弁護士に依頼することなく、自ら保険会社と交渉したところ、低額での解決金しか提示されないため、これを増額してほしいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
-
後遺障害等級14級に認定されていたことから、これに準じる解決金を引き出すことが方針です。
- 解決結果
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粘り強く交渉を行った結果、当初提案額よりも多くの解決金を取得でき、依頼者に喜んで頂きました。
【強制執行】裁判上の和解で定められた解決金について預金債権の差押えをすることで解決金の一部回収を行うことができた事例
- 依頼の内容・背景
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裁判上の和解で定められた解決金を相手方が支払わないため強制執行を行いたいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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強制執行が奏功しやすい時期を選択して預金債権の差押えをすることとなりました。
- 解決結果
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強制執行の結果、解決金の一部を回収することができ、その後残りの部分も回収することができました。
【公正証書の無効確認】過去に作成した金銭消費貸借契約公正証書について無効を確認する旨の判決を取得できた事例
- 依頼の内容・背景
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過去に作成した金銭消費貸借契約公正証書に基づき強制執行がなされたため、その根拠となる公正証書の無効確認を求めたいというご相談です。
金銭の貸し借りの事実はないという背景事情がありました。
- 弁護の方針・対応
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公正証書の無効確認を求める訴えを速やかに提起することとなりました。
- 解決結果
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多くの裁判期日を必要としましたが、最終的には依頼者様のご希望どおりの判決を取得することができました。
【損害賠償】名誉毀損を理由とする損害賠償請求に対して請求を棄却する旨の判決を取得できた事例
- 依頼の内容・背景
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居住する地域の方から名誉を毀損する言動をされたとして損害賠償請求を求める訴えを提起されたものの、身に覚えのないことであるため、弁護をしてほしいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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事実ではないことは事実ではないと明確に主張するなど訴訟活動を通じて請求棄却判決の取得を目指すこととなりました。
- 解決結果
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裁判自体は1年程続きましたが、無事に請求棄却判決を取得することができました。突然訴えられたときには不安になるものですが、ご相談いただければそうした不安を和らげることができます。
【賃料減額請求】賃料の減額を求める訴えに対して請求を棄却する旨の判決を取得できた事例
- 依頼の内容・背景
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賃料減額の申し入れを断ったところ、調停を経ることなく、賃料の減額を求める訴えを提起されたため、減額には応じたくはないというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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賃料相場が下落傾向にないことや直近に賃料を合意した時点以降から事情に変化がないことなどを主張することで減額には応じない旨の訴訟活動を行うこととなりました。
- 解決結果
-
賃料の減額を認めるほどの事情の変動がないことが裁判所により認定され、依頼者様の希望する判決を取得することができました。
訴えられたときには不安になるものですが、そうしたときにこそ冷静に対応することが大切です。
ご相談いただければ最善の対応方法をご提案することが可能です。
遺言・相続

遺産の範囲の調査、遺産分割協議・調停・審判、遺留分侵害、遺言の無効確認及び相続放棄等相続に関して幅広く対応しております。
料金表
御依頼事項 | 着手金 | 報酬金 |
---|---|---|
遺言 | 33万円(税込) | ― |
相続放棄 | 3万3000円(税込) | 3万3000円(税込) |
遺産分割交渉 | 33万円(税込) | 一般民事の基準に準じます |
遺産分割調停 | 44万円(税込) | 一般民事の基準に準じます |
※1:遺産の範囲・金額、相続人の数等に応じて、上記金額に変動があります。
※2:案件の難易度に応じて、上記金額に変動があります。
解決事例
【遺産分割】不動産の分割方法について相続人同士の争いがあったが、遺産分割調停の末、希望に添う解決に至った事例
- 依頼の内容・背景
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相続人は5名であり、親の相続でした。
その遺産には、相続人が居住する不動産があるなど、分割方法に争いがあり任意の話し合いでは解決が難しい状況でした。
- 弁護の方針・対応
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依頼者様の希望される遺産分割方法が他の相続人に受け入れられる可能性があるかを検討したうえで、遺産分割調停を申し立てることとなりました。
- 解決結果
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複数回の調停を経たのち、希望する不動産については代償金を支払うことで単独相続するなど、ご希望に添う解決に至ることができました。
感情論などもあって当事者間では解決することができない問題であっても、弁護士を利用することで解決することができる場合がありますので、ご相談されることが大切です。
【相続】兄弟の相続について、多額の負債が見込まれたことから相続放棄をした事例
- 依頼の内容・背景
-
兄弟の相続について、多額の負債が見込まれたことから負債を相続することが回避したいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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相続放棄をすることのできる3か月の熟慮期間が迫っていたことから、早期に相続放棄の申述の申立てを行うこととなりました。
- 解決結果
-
家庭裁判所に無事相続放棄の申述が受理されることとなり、ご希望に沿う結果となりました。
相続放棄には放棄をすることのできる期間に制限がありますので、できる限り早期に動くことが大切です。
【遺言無効確認】自筆証書遺言無効確認訴訟において遺言が有効である旨の判決を取得することができた事例
- 依頼の内容・背景
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親族より故人の遺した自筆証書遺言が無効である旨の確認を求める訴えを提起されたため、争いたいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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医療記録や人的な関係性等様々な角度から遺言が有効であるという主張をしていくこととなりました。
- 解決結果
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尋問手続を実施するなど所定の手続を経て遺言が有効である旨の判決を取得できました。
訴訟を起こされたときには、速やかにご相談されることをお勧め致します。
【公正証書遺言】公正証書遺言を作成した事例
- 依頼の内容・背景
-
将来における遺産の分配方法を予め定めておくための遺言作成のご相談です。
- 弁護の方針・対応
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公正証書遺言での作成をお勧めするとともに、遺言の内容を共に考えていくこととなりました。
- 解決結果
-
御依頼から2か月程で公正証書遺言を作成することができました。
短期間で遺言を作成することができ、とても助かったとのお言葉を頂戴しました。
【遺産分割調停】相手方の特別受益の主張を排斥し、法定相続分に沿った遺産分割調停を成立させることができたケース
- 依頼の内容・背景
-
兄弟間の話し合いにおいて相手方が特別受益を主張して法定相続分を超える遺産の取得を希望したため話し合いが決裂し、法定相続分による解決をしたいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
-
話し合いでの解決が難航することが予想されたため遺産分割調停を申し立て、その中で解決を図ることとなりました。
- 解決結果
-
調停手続においても相手方は特別受益の主張を行いましたが、適切な反論を行うことで、その主張は認められず、法定相続分に沿った遺産分割調停が成立しました。
当事者同士では感情面から話し合いが困難な案件であっても、弁護士に依頼することで解決をすることも可能ですので、お悩み事がありましたら弁護士に相談することが大切です。
離婚・男女関係

離婚については夫婦間の話し合いにより問題解決ができなかった場合、家庭裁判所に離婚調停を申し立てることが必要です。この調停によっても解決ができないときは離婚訴訟を起こすことが必要です。当事務所では、離婚交渉・離婚調停・離婚訴訟のいずれにも対応しております。
料金表
離婚関係
御依頼事項 | 着手金 | 報酬金 |
---|---|---|
離婚協議書案作成 | 11万円(税込) | ― |
離婚交渉 | 22万円(税込) | 33万円(税込) |
離婚調停 | 33万円(税込) | 33万円(税込) |
離婚訴訟 | 33万円(税込) | 33万円(税込) |
男女関係
御依頼事項 | 着手金 | 報酬金 |
---|---|---|
不貞慰謝料請求(請求側) | 請求額の8% | 取得することとなった金額の16% |
不貞慰謝料請求(被請求側) | 請求額の8% | 減額できた金額の16% |
認知調停 | 33万円(税込) | 33万円(税込) |
認知の訴え | 33万円(税込) | 33万円(税込) |
※1:養育費・婚姻費用、財産分与、損害賠償請求などの金銭的請求を伴う場合や親権に争いがある場合などについては、上記金額に変動があります。
※2:ご自身で離婚交渉を進められる際のアドバイスを希望される方については、3か月11万円(税込)でアドバイスを行うサービスがあります。
※3:案件の難易度に応じて、上記金額に変動があります。
解決事例
【認知】認知に協力をしない男性に対して認知調停・認知の訴えを提起し、無事認知を認める判決を取得できた事例
- 依頼の内容・背景
-
結婚をしていない男性が任意に認知を行おうとせず、連絡もとれない状況でした。
依頼者様としては、1日も早く認知を行ってもらいたいという気持ちであり、裁判認知を決意されました。
- 弁護の方針・対応
-
ご依頼から速やかに認知調停を申し立てました。
- 解決結果
-
認知調停は不調に終わりましたが、速やかに認知の訴えを提起することで、無事認知を認める判決を取得することができました。
当事者間では解決することができない問題であっても、弁護士が入ることで解決することができる場合がありますので、早期に弁護士にご相談されることが大切です。
【離婚交渉】性格の不一致を理由とした離婚交渉を行い、調停を申し立てることなく、離婚をすることができた事例
- 依頼の内容・背景
-
性格の不一致から別居をした男性からのできる限り早くに離婚をしたいという相談です。
離婚すること自体に争いはないものの、当事者間では感情の対立もあって正常な話し合いができないことが背景にありました。
- 弁護の方針・対応
-
離婚調停を申し立てることも考えられましたが、まずは調停申立て前に交渉を行うこととしました。
- 解決結果
-
双方とも様々な言い分がありましたが、諸条件について調整を図ることができ、調停を申し立てることなく、離婚をすることができました。
感情論などもあって当事者間では解決することができない問題であっても、弁護士を利用することで解決することができる場合がありますので、ご相談されることが大切です。
【不貞慰謝料請求(被請求側)】示談交渉の結果、裁判を回避できた事例
- 依頼の内容・背景
-
不貞行為が相手方の配偶者に発覚し、弁護士から慰謝料請求をする旨の内容証明郵便が届いたことから、話し合いにより解決をしたいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
-
早期に、かつ、依頼者希望の条件で示談することが方針となります。
- 解決結果
-
相手方からの当初請求額を大幅に減額した解決金にて示談が成立し、裁判となることを回避することができました。
当事者同士では感情面から示談が困難な案件であっても、弁護士に依頼することで速やかに解決をすることも可能ですので、内容証明郵便が届いた場合には弁護士に相談することが大切です。
【養育費請求の審判】相手方が裁判に一切出席しない場合において養育費の支払を命じる旨の審判を獲得できた事例
- 依頼の内容・背景
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離婚をした元配偶者に対して養育費の請求をしたいものの、裁判に出席をするかが不明であり不安であるというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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養育費請求の調停を申し立て、仮に不出席であれば速やかに審判に移行するよう裁判所に上申を行う旨の方針となります。
- 解決結果
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相手方は一貫して裁判には出席をしませんでしたが、賃金センサスに基づく基礎賃金の算定を主張することで、審判において適正な養育費を定める旨の審判を取得することができました。
【養育費減額請求の審判】過去に調停で定められた養育費の減額を認める旨の審判を獲得できた事例
- 依頼の内容・背景
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依頼者は過去に調停で定められた養育費を支払っています。
その後、当時無職であった元配偶者が就職をし、平均収入よりも多い収入を得ていることをSNS上の投稿で知ることができたため、養育費の減額を拒絶されたことから、養育費の減額を実現したいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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養育費減額請求の調停を申し立てるとともに、相手方が減額に応じる姿勢がないのであれば速やかに審判に移行するよう上申を行うこととなりました。
- 解決結果
-
相手方は任意に減額に応じることはありませんでしたが、双方の収入状況の変化に応じた事情変更を理由として、養育費の減額を認める旨の審判を取得することができました。
【慰謝料請求(請求側)】貞操権侵害を理由とする慰謝料請求の訴えを提起し、慰謝料を獲得できた事例
- 依頼の内容・背景
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既婚者であることを秘匿したまま交際をしていた相手方に対して慰謝料請求をしたいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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証拠が揃っていたことから直ちに訴えを提起することとなりました。
- 解決結果
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依頼者が希望する金額帯での解決金にて裁判上の和解が成立し、所定の解決金を獲得することができました。
心理的な抵抗感から行動を行うことに迷いがあることもありますが、弁護士に相談することで適切な解決をすることが可能です。
【離婚訴訟】離婚訴訟において調査嘱託を活用することで、財産分与において当初よりも有利な条件で離婚することができた事例
- 依頼の内容・背景
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離婚そのものに争いはないものの、相手方が財産を隠している疑いがあるなど財産分与について訴訟で争っているというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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秘匿していると疑われる財産の端緒となる資料をもとに、裁判所による調査嘱託を通じて、財産調査を試みることとなりました。
- 解決結果
-
調査嘱託が奏功し、相手方名義の資産を確認することができました。
その結果、当初の財産分与額よりも有利な条件で離婚することができました。
置かれている状況は様々ですので、まずはご相談頂くのが大切です。
【離婚調停】財産分与をめぐり争いがあったものの離婚調停において離婚することができた事例
- 依頼の内容・背景
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住宅ローン付の不動産の処理など財産分与をどのように行ってよいのかが分からないというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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調停を通じて双方の財産を開示し合い、現実的な財産分与を検討していくこととなりました。
- 解決結果
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調停を複数回繰り返す中で妥結点が見つかり、財産分与の解決を含めた離婚調停が成立しました。
置かれている状況は様々ですので、ご相談頂くのが大切です。
【離婚訴訟】配偶者が長年音信不通となっている状況において離婚を認める旨の判決を取得することができた事例
- 依頼の内容・背景
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長年にわたり配偶者と別居をしており、音信不通の状況が続いていることから離婚をしたいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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長年別居が継続しており婚姻関係が破綻していることを理由として離婚を求める調停。
訴訟を起こすこととしました。
- 解決結果
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公示送達を実施するなどして訴状を送達し、離婚を認める旨の判決を取得することができました。
置かれている状況は様々ですので、まずはご相談ください。
労働

残業代請求や解雇の有効性を争いたい場合には、労働審判や訴訟を起こすことが必要な場合があります。当事務所では、これらに対応しております。
料金表
御依頼事項 | 着手金 | 報酬金 |
---|---|---|
労働審判 | 33万円(税込)~ | 民事事件一般の基準に準ずる |
労働訴訟 | 44万円(税込)~ | 民事事件一般の基準に準ずる |
解決事例
【労働】24時間の泊り勤務の仕事について、残業代が一切支給されていなかったが、労働審判の末、適正な残業代の精算を受けることができた事例
- 依頼の内容・背景
-
24時間の泊り勤務の仕事について日給しか支給されず、残業代が一切支給されていませんでした。
残業代を請求したいが、タイムカードも存在しなかったことから諦めているというご相談でした。
- 弁護の方針・対応
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1勤務当たりの労働時間を前提に試算すると最低賃金を下回っていたことから、最低賃金を基礎賃金として計算をすることで、残業代の精算を求める労働審判を行うこととなりました。
- 解決結果
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裁判所において当方の主張は概ね認められることとなり、適正な残業代の精算を受けることができました。
難しいと感じていても解決できる場合もありますので、まずはご相談頂くことがポイントとなります。
【解雇無効】解雇の無効を前提とする労働者としての地位確認の審判において解決金を取得した事例
- 依頼の内容・背景
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正社員であったところ、会社から理由のない解雇通知を受けたことから、解雇の有効性について争いたいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
-
交渉での解雇の撤回は困難であったことから、労働者としての地位確認を求める労働審判を申し立て、この手続を通じて解雇の有効性を争うこととしました。
- 解決結果
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解雇が無効であることを前提とした和解案が裁判所より提示され、適正な解決金を受け取ることで和解が成立しました。
労働問題は個人で対応することが難しいことから、弁護士にご相談されることをお勧め致します。
【解雇無効】労働審判を通じて解雇された会社に復職することができた事例
- 依頼の内容・背景
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理由のない解雇をされたため解雇の無効を主張して復職をしたいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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労働者の地位確認を求める労働審判を申し立て、この手続を通じて解雇の有効性を争いつつ、復職を求めることとしました。
- 解決結果
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労働審判において解雇が無効であるという心証を得ることができたため復職を強く要望し、裁判所を介して、復職を実現することができました。
労働問題は個人で対応することが難しいことから、弁護士にご相談されることをお勧め致します。
【残業代請求】残業代を支給しない会社に対して残業代の支払を命じる旨の判決を取得することができた事例
- 依頼の内容・背景
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長時間に及ぶ超過勤務を行っているものの残業代を支給しない元の勤務先会社を訴えたいというご相談です。
お悩みの点としては、タイムカードによる勤務時間の管理がなされていないという点がありました。
- 弁護の方針・対応
-
ご事情をうかがったところ、タイムカード以外にも勤務時間の立証が可能な資料が複数確認できたことから、これらを組み合わせることで労働時間の主張を行うこととして、労働訴訟を提起することとなりました。
- 解決結果
-
超過勤務がゼロであるという強い反論がなされましたが、概ね依頼者様主張の超過勤務時間が認定された残業代を支払う旨の判決を取得することができました。
タイムカードなど分かりやすい証拠がない場合であっても、場合によっては残業代を取得できることもありますので、まずは弁護士にご相談されることをお勧め致します。
不動産

賃料不払い等を理由とする建物の明け渡し請求、いわゆる立退料に関する交渉、賃料の増減額請求、借地非訟事件等不動産に関する法律問題について幅広く対応しております。
料金表
(賃料不払いを理由とする建物明渡請求訴訟の費用)
着手金 | 報酬金 |
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22万円(税込) | 22万円(税込) |
解決事例
【不動産】底地所有者による借地権付建物の買取交渉を行い、無事に買取に関する合意が成立した事例
- 依頼の内容・背景
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借地権の設定されている建物を、底地所有者が買い取りたいものの、どのように交渉を進めたらよいのかが分からないということから、ご相談に繋がりました。
- 弁護の方針・対応
-
任意の交渉をすることで、適切な条件で借地権付建物を買い取るよう交渉を行うこととなりました。
- 解決結果
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買取条件の調整は難航しましたが、無事に買取に関する合意が成立しました。
借地権を買い取ることで不動産の市場性が高まることから、ご依頼者様に満足いただくことができました。
【不動産】疎遠になっている親族が所有している土地の持分買取交渉を実施し、無事土地の単独所有が実現できた事例
- 依頼の内容・背景
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居住している土地の持分2分の1について、疎遠になっている親族が所有しているため、その持分を買い取ることで単独所有を実現したいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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親族に相続が発生した場合には単独所有の実現が難しくなることから早期の買取を実現することをテーマとしました。また、親族関係があることから裁判手続を利用するのではなく、話し合いにより円満に解決することを第一優先としました。
- 解決結果
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買取に関する条件については争いがありましたが、持分買取の合意が成立し、単独所有が実現することとなりました。
土地が単独所有でないときには様々な不都合が生じることがありますので、早めにご相談頂くことが大切です。
【立ち退き】借家からの立退請求を求める訴訟において、立ち退かなくてよい旨の判決を取得することができた事例
- 依頼の内容・背景
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借家についてオーナーチェンジが生じ、新たな家主から借家からの退去を求める訴訟を提起されたものの、退去したくないというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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退去を認める正当な理由があるかが争点となりましたが、こうした理由はない旨の反論を行っていくこととなりました。
- 解決結果
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依頼者の主張が認められ、家主の請求は棄却されました。
【立退料】家主より借家からの立退きを求める手紙が届いた場合において、交渉により相応の立退料を取得することができた事例
- 依頼の内容・背景
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突然家主より借家からの立退きを求める手紙が届いたところ、十分な引越費用もなく困っているというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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依頼者が求める引越費用を含む立退料を取得することが対応方針となりました。
- 解決結果
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交渉の結果、依頼者が満足のいく立退料の提案が得られました。
【共有物分割請求訴訟】共有物分割請求訴訟において共有物の価格が争点となった事例
- 依頼の内容・背景
-
居住している自宅について、土地の共有者である親族から共有物分割請求訴訟を提起されたところ、今後も自宅に居住していくためにはどうすればよいのかというご相談です。
- 弁護の方針・対応
-
訴訟を提起した原告の土地持分を買い取ること(代償取得)となります。
- 解決結果
-
土地持分の価格をめぐり主張が対立しましたが、依頼者に負担可能な範囲での金額にて、土地持分を取得することができ、結果として、土地が単独所有となりました。
訴訟を起こされたときには、不安に駆られてしまいますが、速やかにご相談されることをお勧め致します。
【占有移転禁止の仮処分】名称不明の多数の業者が占有しているビル一棟の明渡訴訟に先立ち占有移転禁止の仮処分の発令を受けた事例
- 依頼の内容・背景
-
競売で購入した物件を多数の業者が占有しており、相談者において半年間の交渉を行ったものの任意に退去しないことから、ご相談に至ったケースです。
- 弁護の方針・対応
-
競売時の物件目録に記載されている占有状況と現況とに相違があるなど時間を要するケースであるように見受けられたため、債務者不特定の占有移転禁止の仮処分という民事保全手続を経た上で、明渡訴訟を行うこととしました。
- 解決結果
-
民事保全手続を経たことから解決には時間を要しましたが、最終的にはビルの明け渡しを受けることができ、依頼者様においてビルの活用を行うことができるようになりました。
ビジネスを行っていく上で思いがけない事態に遭遇することもありますが、諦めずにご相談いただくことが大切です。
【抵当権抹消手続】抵当権抹消手続を認める旨の判決を取得することができた事例
- 依頼の内容・背景
-
個人間で債務者所有の不動産に抵当権を設定したのちに、被担保債権を完済したものの、長期間にわたり抵当権の抹消登記手続を行っていませんでした。
不動産の処分にあたり抵当権を抹消したいと考え、債権者に連絡を取ろうとしたところ音信不通となってしまったことから、ご相談に至ったケースです。
- 弁護の方針・対応
-
債権者の所在調査を行った上で、まずは連絡を試み、任意の対応が難しければ訴えを提起することで抵当権抹消を実現することとしました。
- 解決結果
-
訴えの相手方は裁判に欠席されましたが、1回の裁判期日で審理は終結となり、抵当権抹消手続を可能とする判決を取得することができました。
削除・開示請求

インターネット関連の事件(投稿記事の削除請求や発信者情報開示請求など)に関して取り扱いがあります。
解決事例
【Twitter投稿削除】Twitter上の前科・前歴に関する投稿を仮処分により削除できた事例
- 依頼の内容・背景
-
過去の前科・前歴に関する投稿がTwitter上に残されたままとなっており、日常生活に支障が生じていました。
任意の削除申請を行ったものの、削除が実現しないことから、ご相談に繋がりました。
- 弁護の方針・対応
-
前科・前歴に関する投稿の削除はハードルが高いことから、速やかに削除仮処分の申立てを行うこととなりました。
- 解決結果
-
ご依頼から3か月程度で削除を認める旨の裁判所の決定を取得することができました。
過去の前科・前歴に関する投稿であっても削除できる場合がありますので、まずは弁護士にご相談されることをお勧め致します。
【掲示板投稿削除】掲示板上の名誉毀損投稿を仮処分により削除できた事例
- 依頼の内容・背景
-
名誉を毀損する投稿が掲示板に投稿されていました。
ご相談者様において任意の削除申請を行ったものの、削除が実現しないことから、ご相談に繋がりました。
- 弁護の方針・対応
-
投稿内容を確認のうえ、速やかに削除仮処分の申立てを行うこととなりました。
- 解決結果
-
ご依頼から比較的早期に削除を認める旨の裁判所の決定を取得することができました。
任意の削除申請を行ったものの削除に至らない場合であっても削除できる場合がありますので、まずは弁護士にご相談されることをお勧め致します。
その他(債務整理・成年後見等)

上記に記載のない分野(例えば、成年後見)であっても取り扱うことのできる分野もございますので、お気軽にお問い合わせください。
解決事例
【その他】認知症を患っている高齢の父について、成年後見人選任の審判申立てを行い、成年後見人が選任された事例
- 依頼の内容・背景
-
認知症を患っている高齢の父について福祉の方より成年後見人の選任を勧められているが、どのように手続を行ったらよいかが分からないというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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医師の診断書など必要な書類一式の手配を行うとともに、裁判所に対して成年後見人選任の審判申立てを行うこととなりました。
- 解決結果
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ご相談から2か月ほどで成年後見人選任の審判申立てを行い、成年後見人が選任されることとなりました。
弁護士に相談されることで、お悩みが解消されることがありますので、ご相談いただくことが大切です。
【その他】生活保護を受給されている方の自己破産申立てを行い、無事に免責許可決定を取得することができた事例
- 依頼の内容・背景
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生活保護を受給されている方からの債務整理をしたいというご相談です。
- 弁護の方針・対応
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生活保護を乗り越えた後の生活を再スタートするためにも自己破産を選択するよう助言し、自己破産をすることとなりました。
- 解決結果
-
裁判所に自己破産申立てを行い、無事に免責許可決定を取得することができました。
お問合せ
042-519-3748
営業時間:平日10:00 - 20:00